【昨日未明から、事務所内のパソコンから共有データに突然アクセスできなくなりました><】
ご使用いただいていた共有ドライブは、IODATAのLANDISK4TB×2をRaid1ミラーリング+USBハードディスクで外付けバックアップ。
マック4台とWindows1台で共有データアクセス用にご利用いただいておりました。
急ぎ確認してみたところ、ネットワークはつながっているけど、ディスクにアクセスできない状況。。
LANDISKの再起動を試みるも電源が切れない状況。
ランプは赤の点滅。
メーカーサイト確認してみると、HDDの故障の恐れあり。。
外付けドライブにデータバックアップされていることを確認し、LANDISKの電源を強制シャットダウン。
再起動後・・・、アクセス可能となり一安心^^;
しかしハードディスクが1本飛んでしまいました。
アクセスできなくなった昨日未明に、ハードディスクが1本故障したことがアクセスできない原因でした。
今回は、LANDISKでハードディスク2本をミラーリングバックアップしていたことで、もう1本のハードディスクを活かして、業務を止めることなくデータアクセスを復旧することが出来ました。
しかし、ハードディスク1本+外付けハードディスクでの稼働は危険な状態に変わりはありません。
さらに、LANDISKは基盤が飛んでしまうとハードディスクへのアクセス自体が出来なくなる怖さもあります。
そして、導入から5年が経過していることから、新しい機器への交換をしていただくことをご理解いただきました。
データ容量は5年で400GBほど。
お客様ご自身でDVD媒体への外部保存も行っていることと、リプレイス予算に対応し、高性能ハードディスクを搭載したネットワークハードディスク(NAS)を新たにご購入いただきました。
お客様の財産である「データ」を出来る限り安全に退避させるために、外付ハードディスクへバックアップ。
その間、お客様の業務を止めるお時間を省くために、夜間リモートで監視しながらデータ移行を行います。
その後、新しいLANDISKへデータのお引越し。
これも、翌日の朝に違和感なく業務を開始いただくように、データ移行は業務終了後に行います。
障害発生から新しい機器への移行期間は、2日間。
しかし、お客様の業務を止めることなく、データを損失することなく作業を終えることが出来ました(安堵)
データの保存環境、共有環境は大丈夫ですか?
もしもデータが壊れてしまったら・・・
考えたくもない状況です。。
今回のケースで、ハードディスクが1本のみ、ミラーリングバックアップをしていなかったら・・・。
また、近年のNASは故障からの復旧機能が安定してきていますが、以前の機器は、HDDに故障は無くても基盤不良でデータアクセスが一切できなくなるというケースもありました。。
データが、飛んでしまったら、解析など復旧するための費用が莫大にかかります。。
ファイルサーバーとNAS、クラウドストレージどれを選べばよい?
ファイルサーバー、NAS共にネットワークを経由してファイルの保存や共有を行う役割を持ちます。
クラウドストレージは、インターネットを介してデータセンターに保存するサービスです。
弊社では、「安全性」「機能性」「耐久性」の観点から、お客様へご提案を行います。
クライアント10台以上の共有や、拠点間アクセスの場合は「ファイルサーバー」
10台以下で社内アクセスのみの場合は「NAS」
出先からのデータアクセス、データ保存容量によって「クラウドストレージ」を推奨しております。
入替時期としては、
「ファイルサーバー」は5年。お勧めはリース契約5年満了時。
「NAS」は3年。
「クラウドストレージ」は、データ容量と月額コストに応じて。
お客様の大切な財産である「データ」を守るために、是非ご相談ください!